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有機農業を志す私たちにとって、現時点での最も大きな障壁は、流通問題です。
この問題には、とりわけ生産者と消費者の距離が開きすぎていることが一番の問題ではないかと考えています。
このコーナーを通して、私たち生産者の声を消費者の皆さんに直接発信するとともに、消費者のみなさんの率直なご意見、ご感想を承り、今後の農業の発展に貢献できることを望んでいます。
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有機農業とは、三省堂発行の「大辞林」によれば、「肥料・農薬に化学製品の使用を避けて有機肥料を投入、土壌中の生態系を活用して地力を培い、安全な食料生産をめざす農法および農業」と定義されています。
"有機農業"という固有名詞を使うと何か特別な農法のようにも聞こえますが、かような固有名詞を用いる類のものでなく、"本来あるべき農業"とでも表現するのが最も適切ではないかと思います。
なぜなら、前出の定義にもあるように「安全な食料生産をめざす農法および農業」というのは農業の使命として当然のことではないかと思われるからです。
"安全で美味しいものをみなさんに食べてもらいたい"というのが有機農業を志す農民たち共通の願いだと思います。
化学肥料や農薬に頼ることなく、先達の知恵を学び、自然の数多くの生態を活用する。そして"安全で栄養価の高い食料の供給"という本来あるべき農業を実践することが、私達の使命だと信じています。
因みに、有機農業という言葉は、アメリカでの"Organic Farming"の訳であり、欧州では"Ecological Farming"(生態系農業)と呼ばれているそうです。
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